そんなことを思いながら空を見て居たら携帯が鳴って居た


『はいはい』


『恋、今どこ?』


電話の向こうから流加の声が聞こえる



『スタジオの屋上』


そう答えた



『まだスタジオ居たんだよかった、那珂とちゃんと話しをしよう、那珂が話すって言ってくれたから戻ってきて』


『了解、蛍も一緒だから蛍と一緒に戻るよ』



『うん、わかった待ってるね』


そう話をして電話を切った


すぐに蛍に説明をした


『頑固な那珂が話す気になったみたいよ』



『マジで姫が説得したのかな?』


『さあ、わからない、まあスタジオ戻るよ』



『はいはいさぁー』


それから蛍とスタジオに戻る戻る



中に入ると那珂が居た


『さっきは悪かったな』


那珂が謝る

『俺も冷静じゃなかったから悪かったな』



俺はさっきまでとは違いいつもの冷静な顔をしている那珂を見て言う


『僕もごめんね、でもどうして話してくれる気になったの?さっきはあんなに黙ってたのに』


蛍が聞く



『姫命令が出たからね』


流加を見て苦笑いする那珂

『そっか、姫の命令は絶対だもんね』


蛍も流加を見て笑う