先生が言うのと同じタイミングで携帯が鳴る


『恋からか?』


先生は何の戸惑いもなく言う


私が頷くと先生は私から携帯を奪った


それから恋に勝手に私を借りるとか言ってるし


フォローする様に想羅が恋に説明していた


やっと戻ってきた携帯を耳に当てて恋に説明した



そしたら何故か断ると言う私の言葉を聞かず、、、恋まで、行く事になった


電話を切り先生を見て話す


『先生、恋が後から行くってさ、先生の家に』


『そうか、わかったじゃあお前らは駐車場に来いよ、あんまり目立つなよ』


そう笑いながら言う


『はーい』


みんなな元気に返事してる


こうして成り行きで先生の家に遊びに行く事になりました


恋、いつもとちょっと違った気がした


普段は先生の家に行くの嫌がるのに


今日は珍しく来るとか言うし、、、私の為に無理してるのかな、、


そう思ってしまう


『流加、何してるの?早く行こうよ』


想羅に呼ばれて私は窓から目を離して想羅の元に走る


『どうかした?』


歩が聞いて来た


多分私が険しい顔をしていたからかな?


『大丈夫、行こう』


そう笑ってみた


それから駐車場に向かって先生の車で先生の家に向かった