どんだけ顔が広いんですか?

『うん、わかった、でもまだ私が流加だと気づいてないよ?』


そう恋に話した


『気づくまで黙ってればいいよ、あいつは無条件に助けてくれるから』


なんて笑いながら話す恋


『なんで?』


なんとなく分かるけど聞いてみた


『俺のファンだからじゃね』


ほらねやっぱりそう言うと思いました




まあ、これであの先輩は安心して良さそうです


電話を切り皆の元に戻った


『いい加減に教えてよ』


なんて先輩が嘆いてた


『だから信頼出来ません』


なんて沙菜が言う


『まあ、いいや、じゃあ困ったことあったら遠慮しないで言ってね、君らのことは俺が助けますから』


なんて言い残して立ち去った


『なんなのあれ』


呆れたように沙菜が言う


『恋のファンらしい』

私が答えたら皆が笑う


『でも、なんかカッコよかったよね?』


急に花菜が言う

花菜さん目がハートなんですけど、、、


『ああ、花菜が惚れちゃったよ』


歩が言う


どうやら花菜は本気で龍先輩に惚れたみたいです