dearest~最愛~

てか人の顔を得意ではない私には無理な話なんだ


ましてや、興味がない人だと余計に覚えれない


先輩は沙菜を見て言う


『じゃあ君が流加ちゃん?』


『違いますよ』


沙菜は冷たくそう答えた


その時私のポケットで携帯が鳴る


恋からの着信だ


『はい』

みんなから離れた場所に行き電話に出た


先輩は私にはお構い無しで今だにみんなと話してる


『流加、学校どう?』


『いつもと変わらないから大丈夫』


『そっか、よかったよ、何かあったらいつでも連絡しろよ』


『うん、ありがとう、あ、あのさ恋、青空のベースの人って知ってるの?』


恋に聞いてみた


『ああ、龍(たつ)だろ?会いにきたか?』


そう恋は言う


『うん、今まさに来てるよ、私のこと探してる』


『やっぱり龍は優しいな、昨日龍からめちゃくちゃ電話来てたんだけど出れなくて今日朝、電話したら龍の弟の事謝られたんだよ、龍に聞いた?』


朝の電話はあの人にかけてたんだと納得した

『うん、謝られた』

『あいつマジでいい奴だから大丈夫だよ、西高なのは知らなかったからビックリしたけどな、まあ、龍は顔広いからもう学校でも大丈夫だと思うよ』


なんてよく意味のわからない事を言われた


『まあ、何かあったら俺に言って龍が色々助けてくれるからさ』


恋さん、あなたは一体何者ですか?