それから急いで着替えをすませた


しばらくして制服姿の恋が部屋に来た


『よし、学校行くぞ』


そう言い先に行く恋を追いかけて玄関で追いついた


恋は私の腕を掴んでキスをした


『じゃあ行くか』


もう不意打ちにキスなんてするから私は多分顔が真っ赤ですよ


そう思いながら恋の原付で学校まで送られた


『じゃあ帰りも迎えにまいりますね姫』


なんてふざけながら優しく頭を撫でて恋が言う


『うん、気を付けてね』


そう答えてから恋に手をふる



少しして振り向くとまだ恋はさっきと同じ場所に居て誰かと電話で話をしていた


『流加ーおはよう』


恋を見て居ると後ろからそう呼ばれて振り返ると想羅たち皆が笑いながら手を振っていた


『おはよう』

『彼氏さんの送りってめちゃくちゃうらやましいね』

なんて言われた


『もう流加は幸せものだね、、、何か憎らしくなってきた』


なんて言われた


急にそんなこと言われたから私は落ち込むと


『じゃあ幸せのおっそわけてことでジュース奢ってね』


なんて笑うから


『え?』


『もう流加は冗談通じないんだからからかわないの』


沙菜がフォローしてやっと皆が言っていたことが冗談だと気づいた


『ごめん、ごめん、冗談だから本気にしないでね』


なんて話しながら靴箱に向った