那珂が立ち去る足音がして一安心


『おはよう、体大丈夫か?キツくない?』


恋は優しく笑顔で聞く

『うん、大丈夫だよ』


そう返事を返した


『そっかならよかった、そろそろ行く準備しなきゃな』


恋は携帯を見て時間を確認してから言ったから私は着替えようと布団から出た


『いい眺め、、、流加さん、朝から誘ってるの?』


なんて恋に言われて私は自分が何も着て居ない事を思い出した


『見ないでよ』


泣き声で言う私を恋は笑う


『見たくて見たんじゃないからそれに昨日全部見たし今更だな』


『恋のバカ』


恋を見て言う


もう昨日の事を思い出しただけで顔が真っ赤になるんですけど


『ほら流加さん早く着替えなきゃ遅刻しちゃいますよ』


さっきから恋が流加さんなんてふざけて呼んでるし


『あーもう後ろ向いててよ』


そんな恋を睨み言う


『それじゃ俺が着替えれない、俺の着替え部屋だしね』


なんてまた笑う


恋は明らかにこの状況を楽しんでるし


『うー』


困り果てて泣きそうな私


『うそうそ、からかって悪かったな、俺も部屋で着替えるから』


そう言い私に布団を頭から被せる


『もうー恋のバカ』


そう言いながら布団を取った時にはもう恋は部屋に戻っていた