静かな部屋に鳴り響く俺の携帯



眠い目を擦りながらディスプレーを見ると


そこには[流加]と表示されていて時刻は一時過ぎ


『はい』


慌てて通話ボタンを押して言う


でも電話から聞こえたのは泣いてる流加の声


『流加?どうした?』


俺の問いにも答えずただ泣いてる


『流加』


俺は泣き続ける流加をずっと呼び掛けた


でも泣きなむどころか流加は激しさをまし泣いていた


何か合ったのか不安になり俺はバイクの鍵を持ち隣の那珂の部屋に入る


那珂は気持ちよさそうに寝ていた


そんな那珂を起こした


那珂はすぐに気付き起きた



『今から行くから』


そう言い電話を切り那珂に言う


『流加が泣いてる…電話来て出たけどしゃべらずずっと泣いてるんだなんかやばそうだから俺家に行ってみる悪いけどその間流加に電話して俺が着くまで話してて…着いたらお前の携帯に着信入れるから…キャッチ付いてるよな?』


一気にしゃべったにも関わらず那珂は理解してくれてすぐに流加に電話してくれた


俺はすぐに原付で流加の家に急ぐ