dearest~最愛~

そんな私に恋は優しく言う


『バカ、流加は悪くないだろ?大丈夫だからもう兄貴からさっき色々聞いた…流加大丈夫か?』



『うん…大丈夫』


そう言ったけどまだ体は震えてた



『そっか…明日はちゃんと迎えに行くから、本当は今すぐ行きたいんだけど兄貴に怒られちゃうからな』



恋はそういい笑う


きっと私に気をつかってくれてる

『恋…恋…恋…恋…』


私は恋を呼びながら泣き続ける


『ちゃんとここに居るから大丈夫だよ』



恋はそう優しく言う


泣き続ける私を歩が抱き締めてくれた


『彼氏さん流加は私たちが居るから大丈夫ですよ』


そう言ってくれた


『そうだな…流加にはいい友達が居てよかったよ』


『うん最高な友達だよ』



『何かちょっと妬けるな』


なんて恋は言う


『恋のやきもちやき』


『そうだよ俺はめちゃくちゃ嫉妬深いよ…ダメ?』


『ダメじゃない』


『ダメじゃないんだ…まあ友達は大切だけどね』


『言ってること無茶苦茶』


なんて恋の声に少し安心して笑った


『じゃあまた何かあったら電話して今日は電話いつでも出れるようにしとくから』


そう恋は言い電話を切った