俺はそんな那珂に言う


『わかってるよ』


本当俺が落ち込んでもどうにもならない


でもやっぱり流加が心配で仕方なかった



『仕方ない那珂…恋ちゃんは恋の悩み中だから幼なじみに会って悔しいのさ』


なんて蛍に確信を言われてしまう



『そんなことねぇから』


慌ててそう言ったけど蛍には通じない



『はいはい…恋する男子頑張れよ』



なんて終いにはからかわれた



まあ本当に蛍の言う通りなんだけどね



確かに俺の流加への気持ちは多分恋なんだと最近気づいた


だって俺は前以上に流加が好きだから


初めは確かに流加の声にハマっていただけだったでも今は流加って言う彼女の存在全てが好きなんだ


だけどこの気持ちは流加には絶対言わない


この今の関係を壊す気はないから


だから流加の為に支えにくらいなれるように側に居ようと思うんだ


それか少し話して各自の部屋に戻った


部屋に戻ってからも流加のことばかり考えていた


気づけば俺は深い眠りに着いていた