side流加



私は今知らない部屋に居る



トイレから出て皆の所に帰ろうとしていたはずなのに


強い衝撃を受けて意識を失った


それからどれくらい時間がたったのかわからない



ただ知らない部屋で


知らない男たちに囲まれてる


『おう目やっと覚ました？これから楽しもうね』


なんて笑う男たち


『帰して』


そう言ってみるけど無駄みたい


部屋を見渡したら5人くらい男が居る


逃げられないそれはすぐにわかった



携帯を探してみたけど無駄だった



『探し物はこれ？ダメだよ逃がさない』


あの時と同じだ


真琴さんと捕まったあの時と


身体中が震える


逃げ場がない…


『さってなんでこうなったかわからないって感じだね』



わかるわけない何で私が…


でもきっと答えは簡単だった



『あんたがムカつくからよ…しかも恋の彼女ってなに？なんであんたなのよ、それにあなた言ったわよね？やるなら私にしなさいってお望み通りあなたにしてあげる』


そう笑って言ったのは昨日私を殴った女