玄関を開けて家に入る



『ただいま』


『おう恋お帰り』


珍しく那珂と蛍がリビングに居た



いつもなら部屋にこもってるのに


『珍しいねここにいるの』


『ねぇ姫大丈夫だった?』


蛍が聞く


『やっぱりちょっとおかしかったからな…心配だったんだよ』


那珂も言う


やっぱり那珂や蛍も流加の様子がいつもと違う事に気づいて居たみたいだ



『うん…多分大丈夫…なああいつ何を抱えてるんだろ…今日幼なじみに会ったんだ…やっぱりなんかあるのは間違いないと思う』


俺は二人にさっき会った事を話した


『姫が話さない限り聞けないからね』


蛍は困った顔で言う


『大丈夫だよ俺たちは流加の側にいてやろう…なにも変わらずいつも通りにそしたらいつか話してくれるよきっと』


那珂がそう言う



『そうだよな…』


那珂に言われたらそれがいいと本当にいつも思えてしまう



『お前が落ち込むな…てか流加の前でそんな顔するなよ』



なんて那珂に頭を叩かれた