dearest～最愛～

不安そうに言う俺に那珂が言う

『大丈夫だよ友達も出来たんだろ？』



『ああ…同じクラスの子も居るみたいだし一人にはならないって言ってたから大丈夫だよな？』




『ああ大丈夫だろ…それにしても流加の顔に傷つけるなんて…やっぱり帰ってきたら殴りに行っちゃう？』


なんて那珂は笑いながら言う


『だからダメだって…俺らが行くと余計にややこしくなる』


そう那珂に答えた


『冗談だよ…わかってるってでも何かあったら俺は許さないよ』


那珂さんあなたが言うと本気にしか聞こえないですよ



まあ多分本気なんだろうけど


『それはまあ俺も同じだよ』


そう俺が言うと蛍も言う


『姫泣かすやつは許さないよ、もちろん沙菜を泣かす奴もね』



『だからあんたらが出るとややこしくなるから流加ちゃんが大丈夫って言うんだから信じなさいよ、本当に助け呼ぶときは助けてあげればいいんだよ』


真琴は俺らにそう言った



『そうだな』


なんて話してすぐに流加に明日の迎えの件をメールした