dearest~最愛~

それを懐かしいと思いながら見た


『あ~これ沙菜の彼氏じゃん』


歩がすぐに気づき言う


『大正解』


本当笑顔の沙菜


『すごいねどうやって知り合ったの?』


里菜が聞く


『家が目の前なので』


『幼なじみみたいな感じ?』



『そうだね』



沙菜は自慢気に言った



『なにげに自慢かよ』


なんて笑う想羅



でも嫌な言い方じゃなく本当に羨ましそうな感じで言う


『てか沙菜とRHN☆Rの関係はわかったけど…話しが変わってない?』



花菜が気づいたみたいです



そうだよね始めは私の彼氏の話だったんだよね



『てかこの人…流加の迎えに来てる彼に似てない?』



想羅が気づいたみたいで沙菜が出したジャケットに移る恋を指差して言う



『そうこの人が恋、流加の彼氏さんですよ』


沙菜はそう言って私を見た



『マジで』


歩に言われて照れながら答える

『マジです』


なんか少し恥ずかしい



照れてしまう