dearest~最愛~

それに恋はもちろん蛍や那珂も真琴さんも私にとってなにとも比べることなんて出来ないくらい大切な存在だから



『忘れないよ…恋が居るから那珂や蛍や真琴さんが居るから私は私で居れるんだもん』


恋にそう伝えた


『ならいいや』


恋はやっと明るい声で答えてくれた



『恋帰ったら沢山話し聞いてね電話じゃ話しきれない』


恋の明るい声を聞いたら無性に恋に会いたくなる


『流加無理するなよ』


恋に優しくそんなことを言われたら今まで我慢してたものが崩れそうになる



安心して涙が落ちる


『流加?』


反応しない私に恋が呼び掛ける


『恋のバカか…涙が止まらないじゃん』


『俺のせい?マジで…泣くなよ』


『恋に会いたくて涙止まらない』


私は素直に恋に言う


『俺も流加に会いたいよ、だから泣くなよ…明日には会えるから』



『うん』


『明日も真琴が迎えに行くってさだからそのままスタジオ連れてきてもらいなよ』


恋が言うちょっと寂しく思えた