dearest~最愛~

学校に着き原付を置いて靴箱まで二人と一緒に行く


『じゃあ放課後な』


そう言い蛍と那珂と別れた


そう俺だけクラスが違う



しかも靴箱を挟んで左側に那珂と蛍の教室



右側に俺の教室とまあ見事に離れてる



まあ別にいいんだけど



俺は一人教室に向かった



『おはよう恋』


声をかけてきたのは2年の時に仲良くなった結城


まあ元は那加と結城が2年で同じクラスで仲良くなってから俺たちもいつの間にか仲良くなってた


俺は教室ではほとんど結城と居る


『おす…結城報告…俺付き合う事になった』


結城はすべて知ってる唯一の友達


バンドの事も…流加が姫だと言うこともすべて話してる


まあ那珂がそれだけ信頼してるってこと


だから俺も無条件で結城を信頼している


『マジで…もちろん…流加ちゃんとだよな』



一瞬どちらで呼ぶか悩んで言ってくれた


多分姫って言うより流加って言う方がいいって判断してくれたんだろう


結城のこう言うところがめちゃくちゃいい