出迎えてくれた恋に聞く


『ねぇ恋沙菜来なかった?』



『ああ蛍が二人で話したいからって部屋に連れてったよ』


そう答えた恋は笑顔だった



『そうなんだ』



『心配しなくても大丈夫だよ蛍は』


恋はそう心配そうな顔をした私にそう言ってくれた


『那珂、またパソコンしてる』


私と恋の会話は無視して真琴さんが言ってる



那珂は難しい顔でパソコンとにらめっこ


真琴さんの存在に気づいても顔はパソコンを見てる



『もういい那珂なんて知らない…流加ちゃん部屋いこうよ』


真琴さんは私の手を掴む


とっさに逆の手を恋に捕まれた

『恋邪魔…流加ちゃんには私の相手してもらうんだから』



真琴さんは恋を睨み言う


『ダメ…もう十分でしょ、ここからは俺の』


なんてケンカが始まった



『うるさい二人とも真琴はこっち』


パソコンから離れて那珂が真琴さんの手を引き真琴さんを膝に乗せてまたパソコンの前に座る


琴さんはびっくりしたように那珂を見てる


『真琴不足なの大人しくしててもうすぐ終わるから』


真琴さんは何も言わずに大人しくなった