真琴さんは切なそうに話してくれた



『まあ仕方ないよバンド始める前に那珂に言われたしバンドしだしたら俺は多分彼女はバンドの次になる、嫌なら別れてもいいよってね、別れられるわけないでしょ那珂が好きなんだから…結局私は納得したんだから文句は言えないよね』


そんな約束していたことを初めて知った



『もうこの話はなし、そばに居れたら私はそれでいいんだから、買い物楽しもうよ』


那珂や真琴さんの覚悟を見た気がした



それからは思いっきり買い物をした



買った物を持って真琴さんの車から降りようとしたら急に沙菜が携帯を見て叫ぶ



『ウソ…どうしよう蛍から会いたいってメール来てる』



『じゃあ会いに行かなきゃ』


私は沙菜に言う


『行く今すぐ行く』


沙菜は慌てて行くから


『待ってよ私も帰るから』


急いで荷物を持って追いかけるその後ろを真琴さんが追いかけてきた


『持つよ荷物…私も那珂に会いに行くから』



こうして皆で帰る


『ただいま』


『あ~流加おかえりなさい』


恋が言ってくれた