那珂は鋭い声で言う


『恋なに泣かせてんの?泣かせてただで済むとおもう?』



『違うの那珂これはその』



流加は慌ててそんな那珂に言う



『仕方ないだろ好きったら泣くんだから』



だから俺は二人にそう話した


『え?じゃあ』


『嬉し涙です』


流加が恥ずかしそうに言うと那珂は安心したように笑った



『良かったね二人とも』



蛍も笑ってる



『結局なるようになったか…まあ仲良くしろよ』


『本当に二人とも心配かけすぎ』


『すいません』



二人で謝っといた



こうして晴れて皆が祝福してくれた



その夜は久しぶりに皆で騒いだ


真琴も来て那珂は真琴に色々言っていた


本当に三人には迷惑かけたと反省しました



それから本当は沙菜ちんも呼んだんだけど来なかった



何故来なかったのかはわからなかったけど



少し蛍が悩んでる気がした



まあなんとなくわかるけどきっと蛍は沙菜ちんの事を悩んでるんだろう


蛍も幸せになってくれたらどんなにいいかそんな事を思ってしまう



それから真琴と流加を那珂が送っていった