私は恋に手を捕まれて恋に恋の部屋に連れてこられた



『流加今から俺が引くからこれ歌って』


恋はそう言い歌詞付きの楽譜を渡してきた



私はそれを受けとる


そして私の顔を見てギターを引き始めた



私は歌いながら涙が流れた



だって…



恋の痛いくらいの気持ちがそこにはつまってたから



『恋これ…曲名は?』


恋に聞くと恋は笑いながら言う


『愛しい君へだよ』



もう涙は止まらなかった



『流加さっきの歌のアンサーソングにならないかな?』


そう恋は私に笑いかける


『え?』



『俺流加が好き、ずっと好きだった…俺は誰よりも流加を愛してます流加しか居ないんだ、ずっと流加の側に居たい、愛してるよ』



想像もしなかった恋からの愛の言葉



恋は涙の止まらない私を抱き締めるだから私も恋に伝える



『私も恋が好きだよ…誰よりも愛してるよ』



その言葉しか言えなかった



『流加…俺の彼女になってください』



私は恋の言葉にただ頷くしか出来なかった