蛍と沙菜の事を考えながら水を飲んでると呆れ顔の那珂が帰って来た




『今日の恋は無理…あいつ俺に向けて携帯なげやがった』


那珂はそう言う


『珍しいね恋が物投げるなんて』


『そうとう眠いんだろ、もうちょい寝かしてやって』


そう言う那珂に私は言う


『うん…急がないからいいよ』


それから那珂と蛍とライブとか曲とかの話しを色々した



『そろそろ昼だな、起こすか問題児』



那珂はそう言いまた恋を起こしにいく


だから私も着いていく事にした


『恋…いい加減起きろよな』


那珂は恋に向かって言う



『はぁ?まだ夜だ』


なんていつも以上に機嫌の悪い恋



『もう昼だっての』


負けずに言う那珂


『はぁうるさいまだ夜』



恋さすがにそれは言い訳ですよ


『恋…流加帰ってきたよ』



那珂が言うと恋は飛び起きた



『え?もう夜?俺そんなに寝た?』


私の名前でそんなに反応してくれるのが凄く嬉しかった



『いやだからまだ昼だって』


那珂は呆れながら恋に言う