「アレな、本心」 俺が言うと、奈緒は目を丸くして 「うっそー!」 素っ頓狂な声を上げた。 「ホントだってば」 俺は奈緒の髪を撫でた。 「風邪うつるぅぅ!」 奈緒が声を上げる。 「奈緒、激かわいい」 俺たち、最初はラブラブだったんだ…。 ふと思い出して胸が詰まった。