「アハハ!!おっかしー!」

「だろ?おもしろいだろ?」

私は、牧野 ひかり。どこにでもいるふつ

うの中学1年。

そして、こいつが稲川 大和。私の初恋の

人。でも、私は今はこの人は好きじゃない

んだ。だって大和は、私の親友の、梅沢 

汐理香のことが好きだから。私は、告白し

たけどやっぱりダメだったんだ。結構つら

かったけど、今はもう大丈夫なんだ!だっ

て親友の汐理香が楽しそうにしているか

ら。私はそれで十分なんだ!私は、恋なん

かしなくてもいい。そう思っていた…

あの日までは……………


「ひっかり~!一緒に帰ろ?」

元気に言っくる汐里香。

うん!帰ろ!本当はそう言いたい。でもそ

の後ろから見えるのは大和。

「ごめん!今日、先生に呼ばれてるから

さ!先に帰ってて?」

「うん……」

汐里香はいつも誘ってくるけど私はいつも

断っているんだ。だってラブラブの邪魔し

ちゃだめじゃん!でも一人で帰るのって結

構、寂しいんだよね……

「はぁ…」

ふと教室を見るとみんな帰っしまい私だけ

だった。私も帰ろうかな。

ガラッ。

「はぁはぁ………」

誰?私は振り返った。そこには一人の男子

がいた。別にそのときは何とも思っていな

かったんだ。これがあいつとの出会いだっ

たとは………