あの日から.


あの言葉が

あの表情が

あの瞳が

あの背中が忘れられない



仕事にも身が入らない

ずっとあの人のことを考えてる



「あー!くそっ!!」

つい机を叩いて立ち上がってしまった

でも俺はすぐにハッと我に返る


「....すみません」


そう。ここは仕事場だった

俺はみんなの痛い視線を受けながら、ゆっくり椅子に座り直す


ほんと、何で今になってあの人に振り回されなければいけないんだろう


どうして今更会ってしまったんだろう