「なんだ??」 八木は可愛い顔をしている男だ。 文化祭で女装をさせられていたが、 あれは俺でも惚れるぐらい 可愛かった。 「これには、何を書けばいい??」 俺は摘まむようにプリントの端を持って八木の前でひらひらさせた。 「お前の夢でも書いておけばいいんじゃないか?」 それだけ言って 八木は前を向いてしまった。 俺の夢か…………