「玲っ、郁斗先生だよ!」

「う、うんっ、知ってる…」


緊張してる…


郁斗先生を見ただけなのに。



「郁斗先生、玲のこと探してるよ。ほら、行ってきなっ」


そういって愛歌はあたしの背中を押してくれた。


「ありがと、愛歌。行ってくるっ!」


やっぱり愛歌は最高の親友。