康太はそのあと出ていき美紀と二人っきりになった。




美紀は無言のまま立ち上がった。



「美紀?」


その瞬間美紀がいきなり俺の背中にしがみついた。

その美紀の手は小刻みに震えていた。



「私・・・・怖かった・・・康太みたいに晃まで私を捨てていくのかって思って・・・病気のことは言わなかった。」



 美紀の小さな体を優しく包んだ  美紀の小さな体が崩れそうな感じがした。

優しく。。。優しく。。。


抱きしめた


「美紀。 大好き!」


美紀が俺の腕の中で微笑んだ。
「うちも、晃が大好き!」

「あれっ 俺ってアッキーじゃなかったっけ?」



「あっーーーそぅだったよねぇー 幸せにしてよねアッキー!」




「任せろっ!!美紀を世界一幸せな女にしてやる」