晴れときどき雨

次の日、私は学校を休んだ。

昨日の気分から抜け出せないということもあるが、

泣きすぎて目がはれている理由もあり

体調不良ということで休んだ。

今日の天気は曇り。

まるで私の心を映しているような空だった。

朝から私は自分のベットでボーっとしていた。

時々携帯を見ては天井を見る。

ずっとその繰り返しだった。

ボーっとしてても新のことが頭から離れない。

どんだけ新のことが好きなんだよ。

自分でもつっこみそうなくらい好きだった。

だけど、今新と付き合ってたら

新が楓に何かされるかもしれない。

別に新も楓も悪くない。

その間に入ってきた私が悪いんだ。

そう考えてきてたら、涙目になった。

私は布団の中にもぐりこみ、もう一度寝ることにした。

「♪~~~。」

携帯が鳴る音だ。

「もしもし。」

「あず、大丈夫か?」

「・・・・・・うん。」

「よかった。

・・・・・・・・・・。

俺、まだあきらめてないから。

信じてるから。

・・・・・・・・それじゃ。」