晴れときどき雨

もう外は日が暮れるころで少し肌寒かった。

私はあの大きな木の下へいった。

すると、新はもうそこで待っていた。

「ごめん。待ったよね。」

「いや。俺もさっき来たところだから。」

「そっか・・・・・・。」

「・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・。」

しばらく沈黙が続いた。

「ねぇ。」「なぁ。」

「・・・・・・・・あ!!」

「・・・・・ごめん。」

不思議と笑みがこぼれた。

「ねぇ。どうして黙ってたの?」

「・・・・・・・それは。

・・・・・・・・・・・・。

・・・・・あずが・・・・

・・・・・心配するから。

お前素直すぎだからさぁ。

あずに心配とかかかせたくないし、

泣かせたくないから、言ってなかった。ごめん。」

「そうなんだ。ありがと。

迷惑だよね。

こんな性格の人。」

「迷惑なんかじゃない!

俺はあずのそういう素直な性格が好きなんだ。」

「いいよ。そんなに気をつかわなくても。」

「俺は本気で言ってるんだよ。」

私は無意識に涙を流していた。

「・・・・ごめん。

言い過ぎた。」

「ううん。私こそ、勝手に泣いてごめん。」

「ねぇ。新?」

「ん?」

「一回間を開けない?」

「それって別れろっていうこと?」

「うん。ごめん。

私、新たに心配とかかけたくないから。

・・・・・・・・・ごめん。」