私は、最近ぼーっとすることがあった。

「どうしたの梓?」

「・・・・・・・・・・・・・・。」

「梓?梓ってば。」

「・・・・・あ!ごめん。」

「もう最近どうしちゃったの?梓らしくないよ。」

「ごめん。」

「ごめんしか言われてもこまるし。」

「・・・・・・・・・・・ごめん。」

「・・・・・もぉ。」

最近あんまりいいことないなぁ。

いいことといえば

新とメールしたり電話したりすること。

だけど、なんか最近新元気がない気がするんだよね・・・。

会話もどことなく暗いっていうかなんていうか・・・・。

どうしてだろう。

「よし!!」

「いきなりどうしたの??」

「あ、いや、別に何もないよ。」

「・・・・そう。

何かあたしに相談できることがあったら言ってね。

あたしも言われないとわからないことが多いし。」

「うん。ありがと。」

少しうるっときた。

こんな親友がいて、私はなんて幸せなんだろ。

だけどそれを今、私が壊そうとしている。

気をつけとかないと。

「大好き。由佳。」

そういうと私は由佳を抱きしめた。

「んもぅ。いきなり何??

・・・・・・・・・梓?」

「何?」

「大好きだよ。」

「私も。」

私は由佳のことが大好き。

離れたくない、何でも言い合える親友。

「これからもずっと一緒にいてくれる?」

「当たり前じゃん。梓のこと見てると、ほっとけないもんね。」

「そっか。」