周りを見たら、皆が私を見ながらヒソヒソ話してた。
分かってた、分かってるのに悲しかった、心が痛かった。
「そっか、じゃあ行こう!」
愛は、きっと私の嘘に気付いてる。
だけど、知らないふりをしてくれる。
私がもっと悲しむの分かってたから。
そのあと、私と愛はクラスへと足を進めた。
「咲、今日入学式終わったら家に行って良い?」
『いいよ!美華さんもいるよ。』
愛は、美華さんのことが大好きで、お兄ちゃんを敵視してる。
たまに女としての尊敬なのに誤解しそうになる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…