ブーブーブー 携帯のバイブと一緒に起きる私。 「咲~起きた?」 それと同時にドアを開けてくる私のママ。 斎藤咲、それが私の名前。 ママからの問いに、頷いてベッドから降り着替えを始める。 何も変わらない日常だけど何時もと違うのは私が高校生になったこと。 真新しい制服に腕を通して、メイクをする。 1階へ降りると、パパ.ママ.お兄ちゃん.彼女の美華さんが、礼服を着て待っていた。 家の入学式は、家族皆で行く。 普通ならお兄ちゃんと美華さんは来なくてもいいけど、私が通う学校は…