言えた。




やっと櫻木君に言えた。




どうしよ、沈黙続いてるし...



気まずいしヤダな。




「私、先行くね。それじゃっ。」



「んで行くんだよ」



そう言って腕を掴んで引き寄せた。



「えっ...?」




いきなり過ぎて驚いた。