「あんたに指図される覚えはないから。」




「それでも行くな。」




「どうして?」



あたしは強気で言ってみた。





「とにかくダメだ。お前に向いてないし、それに昨日だって...」




「それが?あたしは別にいい。」



―――ドン!!!―――




あいつが壁にむかって拳を投げた。




「俺はよくないんだよ。」



「だから何...」




キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン...