「おじさんの間違いじゃない?」


「違う。マヤミだ、あいつはマヤミだ。


だから返せ!!!俺のマヤミを返せって言ってるだろ!!!」



あっ!殴られる!!!


「危ない!」


私は思わず、そう叫んで目線をそらしてしまった。





...「ぎゃーーー!!」



振り向いてみると、


殴られて倒れていたのはあのおじさんだった!!


「おじさん、そろそろ諦めた方がいいよ。


じゃないともういっぺん殴られてから警察にいってもらうよ。」


ニコッ



こ、怖い。


最後のニコッがすごく怖かった。


顔は笑ってるけど、すごい威圧感...。