過去のことを話したとき?


あいつが休んでメールしまくってた時?




もしかしたら会ったときから好きになってたのかもしれない。




あいつが凪咲だしって異様に主張してたとき、



悲しい目をしてた。


何かを求めてる目をしてた。



そんな目に俺は惹かれたのかもしれない。



「秘密。」



「えぇー。」


そう言いながら前を向いてあるくお前。



地味に顔膨らませながら歩いてること気付いてないとでも思ってんのかな?



けどそこが可愛い。