「マヤミか、マヤミなのか。探したよマヤミ。

待ち合わせてた場所と違うじゃないか。」




はっ?



何言ってるのこのおっさん。



酔っぱらってるし。



ってか私マヤミじゃないし。



「それじゃ、いつものとこに行こうか。」



何か怖い。


「私、マヤミじゃないです。人違いです。」



どれだけ頑張っても腕はほどけない。