次の日


朝の7時52分



今日は学校の門の前にいた。



愛斗、まだかな~


そう思いながら待っていると愛斗が走ってこっちにきた。




「ごめん。待たせた?」


「うううん。待ってないよ。


で、けじめはついたの?」



「おう。ばっちしな。よし、行くぞ。」



「えっ!どこに...」



愛斗は私のことばを聞かずに先を歩いた。


そして振り返り、


「早くしないとおいてくよ♪」



そう言いながらニコッとしてまた歩き始めた。



いつもの愛斗に戻っていた。