「じゃあ、なんで、いてほしかったときにいてくれなかったの?なんで、一緒にいてくれないの?
一緒にいないのにあなたのためにとか言わないでよ!
この傷みてよ。」
そう言って私は腕にある傷を見せた。
「なんで...こんな痕があるの?」
お母さんは震えながらそう言った。
娘がリスカをしていたことにショックを受けたんだろう。
「私、学校でいじめられてるんだよ。
だからこうやって傷つけた。
死のうとした。」
「ウソでしょ...。なんで、そんなことで死のうとするのよ!」
お母さんは感きわまった感じでそう聞いてきた。



