「おう。二個とれたしな。」



「ありがとー、嬉しい。」



そう言ったら愛斗の顔が一気に赤くなった。



「なんで顔赤いの?」



「赤くない!!教室入んぞ。」



―――ガラッ―――



うぅ、やっぱ緊張する



「大丈夫だ。俺がついてるから。」




愛斗が私の耳元でそう囁いた。