私だけのヒーロー

「あいつは家に帰ってきたとしても



いっつも酔っぱらってた。



べろんべろんになるまで飲んで帰ってくるんだよ。



そんとき俺はまだ小さかったから




どんだけ暴力ふられても、


どんだけ暴言はかれても



好きだったんだよ親として。




今考えるとバカらしすぎてさ。」




「そんなことない!!私だってそうだもん!親がずっといなくて一人ぼっちで寂しくて..



それでもやっぱり好きなんだよ。



家族だから。当たり前だよ。」