「失礼しまーす・・・」


太陽の光があんまり差し込まないからやっぱり怖い!!


暗いし・・・


私は渡された地図を棚になおし、出ようとした。


「誰?」


「え!?」


いきなり奥から声がして驚いて振り返る。


だ、誰かいる!?


すると、奥から誰か出てきた。


「え・・・・」


私が見たのは、男の子。


だけど・・・・


すっごくキレイ・・・


モデルさんみたいな・・・


わずかに差し込んだ光を浴びているのは、彼のミルクティー色の髪だった。


さらさらしてて、綺麗に光っていた。


目も大きくて、本当にキレイ。


スタイルもいいし・・・


「なにじろじろ見てんの?」


「あ、すいません・・・」


なんだか急に恥ずかしくなり、その場を走って逃げてしまった。