ボディーガード

話が一段落したところで仁が戻って来た。

仁「話は済んだか」

仁父「ああ、朱里くん何かあったら連絡してくれ」

朱「わかりました。」

仁「帰るか」

朱「了解」

私は仁の父親に再度頭を下げて部屋を後にした。








朱「仁のお父様、優しい方だね。」

仁「そうか?俺には厳しかったけど」

朱「そうなんだ。今からどうする?」

仁「そうだな。何か食いに行くか」

私は少し考えた。狙われてるけど人通りが多かったら何とかなる。
余り過敏に成りすぎるとストレスになるから、それに明日から仕事の事もあるから気にしすぎるのも仁にとってはマイナスになる。

朱「OK、何処がいい」

仁「一度車を止めに帰らないか」

朱「いや、車でいいよ。私は今任務中だから酒は飲まない。あんたは気にしなくていいから」

仁「そうか、じゃあ、駅前に行きつけの居酒屋がある駐車場完備だから」

朱「了解」

私は仁の案内で居酒屋に車を走らせた。




仁「親父なんて言ってた。」

朱「あんたを頼むってさ、女に守られるのは仁も嫌だろうがってさ」

仁「ああ、今でも出来ることならあんたには手を引いてもらいたい」

朱「私が女だから」

仁「それもある」

仁の目は真剣だった。