ボディーガード

朱「苦しめる?」

仁「ああ、神取財閥に生まれて来た定めというか俺には親が決めた婚約者がいるからな、いずれはその女と結婚させられる」

私の事だ。

朱「結婚するの?」

仁「どうだろうな。会ったことないし、写真でしか見た事ない」

もう会ってるんですけどと心の中で呟いた。

朱「会ったこともない人の結婚が決まってるんだ」

仁「結婚するかわからないけど会って一言言いたい事がある」

朱「言いたいこと?」

仁「一度会う機会が合って、まあ見合いみたいなもんかな、その現場に現れなかったんだ。だから一言文句言ってやろうと思ってさ」

朱「仁の親父さん怒ってたんじゃない」

仁「親父は元気が合って良いって相当気に入ってたよ」

ホッ

そうなんだ。だからお父様は何も言ってこないんだ。

朱「文句言ってどうするの?」

仁「わかんねぇよ。」

朱「相手にも事情があったんじゃない」

仁「かもな、相手の子は当時16歳だったらしいからな」

朱「ふーん」

仁「お前は恋人いらないって言ってたけど」

朱「要らない。今は邪魔なだけ」

仁「まあ、確かにあんたの仕事を理解出来る奴って少ないかもな」

朱「そうね。でも以外だな。」

仁「何が」

朱「仁とこんな話するとは思わなかった。初対面の時は私の事相当嫌ってた見たいだから」