仕事が終わり屋敷に戻り食事を済ませボスへの報告をするためにパソコンに向かう報告が終わりパソコンを閉じた。

トントン

仁「俺だけど」

朱「はい、どうぞ」

ガチャッ

仁「肩の具合はどうだ」

朱「大丈夫よ。痛みも引いたし」

仁「そうか、ならよかった」

朱「責任感じてるの?」

仁「まあ、実際俺のせいだし」

朱「前にも言ったけどあんたが気にすることない、これは私の仕事だから」

仁は納得いかないという顔

仁「‥‥‥‥」

朱「ワインでも飲む?」

仁「ああ」

仁はソファーに腰を掛けた。

ワインセラーからワインを取り出しグラスに注いだ。

仁「あんたの事調べさせた」

朱「そう」

仁「余裕だな」

朱「余裕?」

仁「調べても何も出てこない事がわかってるんだろう」

朱「まあ、確かに」

仁「でも、あんたの仕事はわかったぜ」

朱「えっ?」

仁「政府の奴らに言っておくんだな。言葉に気をつけろと」

朱「どういうこと?」

仁「あんたの仕事は俺をいや正式には神取財閥の一人息子を守る事、俺の親父がアメリカの警察組織に依頼したんだろう」

朱「そうなんだ。私はあなたを守るように言われ日本に来ただけ、あなたが何で狙われてるかは知らない。でも、必ず守って見せる」

仁「ボディーガードとか要らないんだけど」

朱「あんたに必要くても私は任務を遂行するだけ」

そう言ってワインを飲み干した。