力いっぱい強く抱きしめた。
優美の髪はほんのりタバコの匂いがした。
「苦しいよー、」
いちだんと強まる俺の力。
「疾風、くるし…」
小さく疼く優美の耳たぶを軽く噛む
「あっ…」
ほら、すぐ感じる
こうなると俺のドS心が目を覚ます
耳から首筋を這うように唇に移動する
「んんっ…!」
ふ、面白いやつ。
息が苦しくなるほどのキスを落とした後、
もう一度、耳元でささやく。
「このまま、ベッド行こう」
返事の代わりに俺を抱きしめた優美。
舌を絡ませながら優美を抱きかかえ、ベッドまで運んだ
「疾風、好きだよ」
「俺も…」
トローんとなった優美の目。
これは学校じゃみせない俺だけが知っている顔。
そして…
2人が重なった。

