「そういえば… 名前は?」 「…えっ?! 名前なんて、ないよ~」 「はっ?! ないわけ「うそ、うそ。 『あこ』だよ! 名前なんて、 普段言わないから」 「…『あこ』? そんな漢字あるか?」 すると『あこ』は テレビ版を引っ張り出して 『亜子』と書いた。 「…なるほど」 「いい名前でしょ?」 「まあ、珍しいけど…」