「翔さんに話してもいいんじゃないかな」 と、葵さんが私に言った。 多分...いえ、きっと。 翔さんは気付いてる。 「私が代わりに話してもいい?」 黙ったままの私を見てそう言ってくれた葵さんに、私は小さく頷くことしか出来なくて。 そして。 葵さんが話し出す。 あの島での出会いから今に至るまでを。 私が...死のうとしたこと、課長の子供を産んだことを。