始めは優しく。そして...少しずつ淫らになってゆくキス。
課長の舌が私の舌を探りだし、音を立てながら絡み合う。
激しいキスを交わしながら、課長の手が私の胸や敏感な場所に触れ、優しく激しく愛撫する
荒くなる二人の息遣い。全身の体温が上昇。
火照る躰。鼓動が加速。
漏れる声を抑えようと、人差し指の第2間接を噛む私を上目遣いで見ながら、課長が私の感じる部分にキスを落としてゆく。
不思議と修一さんのことを思い出すこともなく、怖いなんてこれっぽっちも思わなかった。
違う...そうじゃない。
課長がくれる快感が、あのことを思い出させる隙すら作らないんだ。
課長に触れられる度にビクンと躰が反応する。
巧みに指や舌を使って私の全身を愛撫する課長に、子宮の疼きを感じながら、私は身を委ねた。
恥ずかしくて。でも気持ちがよくて。
心が痛くて。
課長に与えられる快楽が私を支配する。
その度に身体が仰け反る。課長の愛撫が私をいとも簡単に忘我の状態に落とす。
部屋に響く淫らな音。私が課長を求めている証...。
