青のキセキ



何度叩かれたのか。



頬が熱くて、痛みがジリジリとこみ上げてくる。

口の中が切れたのか、血の味が広がる。



「やめて…」




必死で抵抗しながら涙を流して懇願するも、彼は諸ともせず。


シュッと彼が手を振り上げる音が聞こえ、再び彼の手が私の方へ振り下ろされるのが見えた。







耳と頬を同時に叩かれる。





耳の奥で、何かが木霊する。


音が籠ったように、頭に響く。



頬の痛みよりも、耳への衝撃が大きくて、意識が朦朧とした。



そして、すぐに同じように反対側の頬を叩かれ、痛みと熱が私を更に襲った。





ビリビリと引き裂かれる服。




生ぬるい感触が露になった肌を伝う。


抵抗も虚しく、力づくで捩じ伏せられた私は、修一さんにされるがままだった。



彼が身体中をまさぐる。




何度も叩かれた顔が痛くて。その痛みのせいか、熱くて。


修一さんに身体中を弄られる気持ち悪さと、痛みが合わさって、私を恐怖に陥れる。


怖い。





抵抗を試みる度に殴られて。










体中を弄る彼の手や舌に、私は為す術もなく。





抵抗する力を失い、彼の押し退けていた手から力が抜け、そのまま私は暗闇の中へと飲み込まれていった。