青のキセキ



「忘れてた?本当に?今の男で満足してる...?」


首筋に舌を這わしながら、修一さんが言う。



やめて...。首を左右に激しく振って抵抗する。





「彼以上の人なんていないわ!!」




私の言葉に、修一さんは動かなくなった。






「は?マジで言ってんの...?」




再び私を見下ろす彼。






「...本気よ。放して!!時計を返...」



バシーン!!



私の言葉を遮ったのは、修一さんが私の頬を叩いた音。





「ふざけんな!俺が一番だって思い知らせてやるよ!」




そう言って、反対側の頬を叩く彼。






何度も、何度も。




乾いた音と共に、往復する彼の手。